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文人画家 富岡鉄斎 書まくり 画家 書家。京都で「最後の文人画家」の回顧展『没後100年 富岡鉄斎』開催。レビュー】「最後の文人画家」の全貌を観る――京都国立近代美術館。虫食い目立ちます。京都三条の法衣商，十一屋伝兵衛の次男。名は道節，のち百錬。幼少から国学，漢籍，陽明学，画事を習い，安政2 (1855) 年頃歌人太田垣蓮月尼の薫陶を受けた。文久2 (62) 年帰京して聖護院村に私塾を開き，志士の藤本鉄石，平野国臣らと交わって，『孫呉約説』ほかを出版。 1881年以降は京都に定住して学者，画家としての生活を続け，おりにふれ日本各地を旅行，『旧蝦夷風俗図』 (96，東京国立博物館) などを描く。なお絵をもって説法することを考えて画賛に凝り，古今東西の書物から引用して，独特の書体で書いた。主要作品『山荘風雨図』。京都で「最後の文人画家」の回顧展『没後100年 富岡鉄斎』開催。富岡鉄斎とみおかてっさい[生]天保7(1836).12.19. 京都[没]1924.12.31. 京都江戸時代末期～大正の代表的南画家。Ｋ７６　掛軸　大徳寺　橘了庵　『竹露滴清響』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。Ｊ３０８　掛軸　大徳寺　福本積應　『白雲抱幽石』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。通称は猷輔。Ｊ２６８　掛軸　大徳寺　西垣大道　『松無古今色』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。Ｊ１３９　掛軸　大徳寺　藤井誡堂　『今日是好日』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。字は君 筠。Ｆ２９９　掛軸　大徳寺　雪尾要道　『無事』　共箱　『真作』　肉筆　二字書。Ｈ９２１　掛軸　大徳寺　大橋香林　『無事是貴人』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。万延1 (60) 年鉄斎の号を用い，翌年長崎へ行って海外の情勢を探る。Ｆ３８２　掛軸　大覚寺　乃村龍澄　『無賓主』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。Ｊ４５５　掛軸　大徳寺　西垣宗興　『山呼萬歳聲』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。明治維新後は，神社の復興を念願して石上 (いそのかみ) 神社少宮司，大鳥神社大宮司として献身的に尽力し，鉄史，鉄崖と号した。Ｍ７６８　掛軸　東福寺　西部文浄　『松樹千年翠』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。刻字　作品　「豊尚往来」。その鮮麗な色彩と個性的で奔放な筆線は，晩年になるほど円熟した。Ｊ８６２　掛軸　大徳寺　辻常閑　『海月澄無影』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。Ｆ６２５　掛軸　大徳寺　松長剛山　『笠重呉天雪』　共箱　『真作』　肉筆　一行書。帝室技芸員，帝国美術院会員などを歴任。Ｋ７５　掛軸　大徳寺　松長剛山　『閑坐聴松風』　共箱　『真作』　肉筆　一行書